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All Day

Exhibition: Matter – Paintings & Photographs by Takeshi Inoue

CRS (Center for Remembering & Sharing) 41 E 11st St. 11th Fl., New York

CRS (Center for Remembering & Sharing) では、井上剛志氏による彩色された立体コラージュやモノクロ写真の12の小作品によって構成された個展、“Matter”を開催しております。これらの作品は物質の本質でもある、常に変わらざるを得ない、という特質を反映しており、マチエールが、ひび割れ、朽ち、錆び、焼け、軟化し、硬化し、そして累積することにより生まれ変わり、それによって新たに生じたスペースに未知の何かが入り込む余地をもたらしています。また、時の経過により刻まれた印が偶発的な美の様式を作り出しています。これらのイメージは物質の儚さを観るものに迫るとともに、その美しさにより私たちの中にある普遍的な記憶を蘇らせ、我々が何ものなのかという根源的な問いを私たちに突きつけることになります。 この展覧会は、2019年4月16日から2019年5月28日までの開催となります。 Statement 私の制作はあくまでもプロセス重視で、制作当初から作品の完成像が頭にある、と言うことはまずありません。制作の過程で、色々なアイデアが頭を駆け巡り、それを一つずつ試していくわけですが、それが上手く行くこともあれば、失敗することも当然あります。いずれにせよ、作品がアイデアに基づいているということは間違いないですが、必ずしも特定のアイデアを実現するための手段としての作品がある、と言うわけではありません。制作のかなり部分が、偶然に支配・左右されており、無意識下で蠢いている何かが結実した時、作品が完成した、と言うことになります。制作時に聴いている音楽、観た映画、読んだ本など、様々な影響がありますが、それとともに、日々の生活からのものも多いです。住んでいる国や土地、出会う人々、その人たちと交わす会話、日々感じること、制作時の精神状態など、多様です。そう言った意味では、作品は私そのものでもある、と言えると思います。 井上剛志 埼玉県出身。上智大学卒業。 英国、スコトッランドのグラスゴー芸術学校にてファイン・アートを専攻。 現在、ニューヨーク在住。

第14回 ニューヨークの四季 – 日本音楽の彩り ー コンサート

CRS (Center for Remembering & Sharing) 41 E 11st St. 11th Fl., New York

Mar Creation, Inc & CRS (Center for Remembering & Sharing) 共催、『ニューヨークの四季ー日本音楽の彩り-Four seasons in New York -Gems of Japanese Music 』と題しまして、季節ごとに木村伶香能が、箏と三味線のコンサートを開催します。はるかな年月をかけて現代に伝えられた日本音楽のきらめき。箏・三味線の音色を聴きながら、四季折々の季節感を、このNYで体感しませんか? 今回は、シリーズ14回目の演奏となります。人気のもち凛さんによる、春の素敵な御菓子もどうぞお楽しみに。 4月28日(日)午後4時 ~ 5時15分 場所:CRS  3rd FL White Room  料金:$30 (もち凛による季節の御菓子込み)※席、和菓子に限りがあるため、要予約 出演:木村伶香能(箏・三味線) ご予約:https://bit.ly/2N4YZEW お問い合わせ:212-677-8621 PROGRAM Murasaki-shikibu (composed by Kin’ichi Nakanoshima) Akashi (composed by Kitajima-gengyo) Murasaki no Fu for solo sangen (composed by Minoru Miki) https://www.youtube.com/watch?v=U-Yru9ZKPHM&feature=youtu.be  木村伶香能(きむられいかの) 東京芸術大学卒業後、第10回賢順全国箏曲コンクールにて第一位を受賞。文化庁新進芸術家国内研修員、デュオ夢乃として第24回青山音楽賞を受賞。全米室内楽協会の年次総会にて招待演奏を行う。NYタイムズ紙でも高評を得ており、これまでに約20カ国で演奏し、箏・三味線のソリストとして全米の室内オーケストラ、アンサンブル、弦楽四重奏などとの共演も多数行なっている。「箏・三味線」の可能性を追求し、第一線の作曲家、演奏家、アーティストと共に、新しい作品を開拓。山田流箏曲の古典のみならず、「歌・声」を活かした演奏にも定評があり、「古典と現代」をクロスオーバーする多彩な活動を行っている。(ウェブサイト:yokoreikanokimura.com )   Photo courtesy of mochi Rin もち凛について:(季節の御菓子を担当) NYローカルの素材、花々などを用いて、季節折々の和の餠菓子を製作。http://www.rin-nyc.com     https://www.instagram.com/rin_nyc photo courtesy of mochi Rin       「ニューヨークの四季-日本音楽の彩り」シリーズについて: ニューヨークでは、古今東西の古典から最先端の音楽まで、多彩な音楽にあふれています。そのような中で、「自分のルーツである日本の古典作品、古典になりゆく作品を四季折々に紹介していこう」と思い立ち、木村伶香能が、2015年秋にスタートしたプロジェクトです。毎回、箏・三味線の音色や歌声をごく身近に感じられるCenter for Remembering and Sharingホワイトルームで、もち凛による季節の御菓子と共にお楽しみ頂いています。 https://www.youtube.com/watch?v=f7k3t5IQhk8&feature=youtu.be

$30