京都に生まれる。インターナショナルデザイン研究所卒業後は、インドネシアで染色を 学び、また、ドイツ政府からの奨学金の給付を受け、ハンブルグ芸術大学大学院に留学 を果す。世界中をくまなく旅行し、合衆国、中米、ヨーロッパ、中近東、そして日本を 含むアジアで数々の個展を開いてきた実績を持つ。
「アートは人生そのもの」との信念に基づいて、あらゆるアートメディア間を自由自在 に行き来しつつ、独自の世界を築き上げて来た彼女の現代芸術家としての評価は高く、 国や文化の枠を超えて多くのコレクターを持つ。ケイコネルソンの世界、それは東洋と 西洋という異なる文化の狭間で、そして旅を通して彼女自信が体験してきたすべてが、 彼女の生まれ持つ感性というフィルターにより浄化され蒸留された理想郷なのかもしれ ない。
現在アメリカ在住。サンフランシスコを拠点として創作活動を行なっているが、個展、 また制作依頼のため、一年の半分近くを国外で過ごすという多忙な毎日である。
CRSでは2008年に個展”Echo from the East” を開催した。