Serien とは、サンブル族の言葉で「こんにちは」という意味です。昨年、私はケニアを訪れる機会に恵まれました。私をサンブル族に紹介してくれた、友人のリンダとの旅でした。 サンブル族の村、N’Donyo Wasinに2週間滞在しました。暖かいシャワーやATM、携帯電波の届く世界から、7~8時間も離れたところにある村です。私たちは土砂降りの中でテントを張り、大量の虫と共に(うっかり虫ごと)食事をし、ぬるいビールを飲み、広大な夜空の下で踊りました。毎日がひとつの時代のようで、毎分が灼熱の太陽によって散らされていきました。でも、日々の時間は子供達との読書、遠くの別の村への冒険、戦士達との料理などに満たされていました。サンブル族の人達は驚くほどオープンで、私はすぐに虜になりました。彼らは平静で、誇り高く、イノセント、そして冷笑的なところがまったくありません。私は深く打たれ、自分の心の持ち方の小ささに気づかされました。

— Katheine Abegg

KatherineはCRSにて約9年「奇跡のコース」を学んでおり、ヒーラー/講師の一人としても活躍しています。「奇跡のコース」をとおしてKatherineは、より深く大きな勇気と平静さで世界を旅し、人生をよりクリエイティブに生きていくことを学びました。ファッション業界でのキャリアに加え、アクターとしても短編映画や舞台に出演しています。新しく挑戦を始めた写真というジャンルで、CRSにて初の個展を開催しました。