CRSより、アーティストであり一児の母でもある蓮見令麻による新作アルバム『Mothers』のリリースをお知らせします。
昨年末にJazz Galleryで開催された「Crossing Boundaries コンサートシリーズ」でも、CRSは蓮見氏をフィーチャーアーティストとして紹介しました。

CRSは蓮見氏の音楽活動を過去数年にわたって支援しており、『Mothers』のアルバム制作を支援するための助成金も提供しています。

このアルバムのリリースを記念し、2025年7月26日(土)午後3時より、Tenri Cultural Institute of New York(43A W 13th St, New York, NY 10011)にて開催される「Life Is Art Is Motherhood Is Art」展のクロージング・レセプションにて、蓮見氏による演奏が行われます。同アルバムのカバーアートとして使用された写真を撮影したブラジル出身の写真家アリーニ・ミュラー氏の作品や、女性が母親になる過程で経験する複雑な感情やクリエイティブ・プロセスを探る多数の作品も展示される予定です。

蓮見氏は、2017年に第一子を産み、その後数年間にわたり母として、そしてアーティストとしてのあり方を模索する中、2023年秋に『Mothers』の制作を開始しました。この作品は、母親たちの集合的な体験、とりわけ子育てをしながら創作活動に向き合う女性達の体験に捧げられています。女性たちが母親という役割を担う中で直面する身体的・感情的・社会的変化、そこから生じる葛藤に焦点を当てました。

ピアノによる即興演奏の録音から抜粋された音源をベースに作られた楽曲は、それぞれに様々な情景を表しており、淡々と流れるピアノの音が母親として過ごす長く静かな時間を象徴しています。

シンセサイザー、ピアノ、ヴォーカルを中心に構成された「コラージュ的なサウンドスケープ(音の風景)」と蓮見氏が表現するこのアルバムには、全7曲中3曲にオースティン・ホワイトがエレクトリックベースおよびシンセサイザーで参加しています。楽曲を構成する各要素は個別に即興演奏により録音され、従来の作曲手法ではなくコラージュのようなアプローチで組み合わされています。一般的な音楽というよりも、「耳で聴く映画」のようなリスニング体験と言えます。

『Mothers』は Bandcamp をはじめ、Apple MusicSpotifyAmazon Music などの主要なプラットフォームにてデジタル購入およびストリーミングが可能です(Rema Hasumi – Mothers で検索)